栄養の足りない脳は縮んでしまう?

認知症協会の山根です。

今日も若々しい脳をたもつ秘訣を学んでいきましょう。

私たちの脳にシワがあることはご存知だと思います。

このシワは、年をとるにつれて少しずつ深く、
大きくなっていきます。

これは私たちの脳がどんどん”萎縮”しているからです。

脳の容積としては、20代の頃がピークで、
30歳くらいから徐々に減少していきます。

毎日10万個以上の神経細胞が脱落し、
60歳を超える頃になると、
肉眼でも明らかな萎縮が見てとれるようになります。

名古屋大学の研究によると、
神経細胞が密集する「灰白質」の容積は、
20歳の脳と比べて、80歳では約15%減少していたそうです。

とはいえ、それ自体は異常なことではありません。

正常な老化の過程です。

どうしても記憶力の低下は起きますが、
少々脳が萎縮しても、残った神経細胞が伝達を補うため、
急に日常生活に支障が出ることはありません。

問題は、この萎縮のスピードが人によって大きく違うことです。

萎縮のスピードが病的に早い人は、
50代・60代と言った早い段階で
若年性認知症を発症します。

逆に、萎縮のスピードがひどくゆっくりで、
実年齢より10歳も20歳も若い脳を
保っておられる方もいます。

脳の萎縮を早める要因として、
前回お話した「炎症」の他に、
もう一つ大きなものがあります。

それが「栄養不足」です。

年をとるにつれて、私たちの体では、
脳のサイズを維持するために必要な栄養や
ホルモンを十分に作り出せなくなります。

となると、必要な栄養を食べ物から摂取するしかありません。

が、年をとると食が細くなったり、
消化能力が落ちたり、偏食が進んだりします。

さらに、老化によって脳の血管や細胞膜が硬くなります。

すると脳の血流量が減り、
神経細胞に十分な栄養が取り込まれなくなります。

神経細胞に必要な栄養やホルモンが足りなくなるとどうなるかというと・・・

脳が”自壊”を始めます。

具体的には、シナプスの中にあるAPPという物質が、
「これ以上脳のサイズを維持できない」と判断し、
脳を破壊するアミロイドβへと変貌をとげるのです。

こうしてアミロイドβが蓄積し、
脳の萎縮スピードはさらに早まることになります。

逆に、脳に必要な栄養をしっかりと摂取し、
血管や細胞膜を若い頃のように
しなやかに保つことができれば、
このような脳の自壊は起きません。

年をとっても高い記憶力や思考力を維持している人は、
しっかりと脳に栄養が行き届いている
可能性が高いということですね。

加齢によって不足しがちな栄養をいかに補うかが、
若々しい脳を保つためのポイントです。

じゃあ具体的にどんな食べ物を食べればいいのか?
ということについては、
書籍の方で詳しく解説していますので、
そちらを参考にしてくださいね。

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