Jリコード倶楽部通信vol.1
隔週発行
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【目次】
1、 今週の一言
2、 今日のお話
3、 Jリコードプログラムのススメ方
4、 Q&Aコーナー
5、 食材についてのコラム
6、 おすすめの調味料
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1、 今週の一言
こんにちは、山根です。
いよいよスタートしましたJリコード倶楽部通信。
ここではプログラムの中では解説しきれなかったことをお伝えしていきます。
たとえば、個別的・具体的なノウハウ、最新のリコード法実践情報、認知症についての論文などです。そして皆様から届いた質問にQ&A形式で回答し、その内容を共有します。
その他最新の認知症予防についての時事ネタや私のおすすめの食材も紹介したいと思っています。
少しでも役に立つ内容を届けていきますので、気楽にお時間のある時に読んでみてください。
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2、 今日のお話
リコード法を考案されたデール・ブレデセン博士の著書「アルツハイマー病 真実と終焉」は日本でも日本語版がヒットして多くの方が知る本となりました。
まだ日本語版はありませんが、アメリカではブレデセン博士の次の著書もすでに発売されています。
タイトルは、「The End of Alzheimer’s Program ~The First Protocol to Enhance Cognition and Reverse Decline」です。
この本の中には、リコード法についてより実践的な内容がたくさん書かれていますのでそれを少しずつ紹介したいと思います。
まずこの本の中でブレデセン博士はリコード法を「新しい種類のワクチン」とたとえています。
ワクチンと聞くと、今のご時世、ドキッとしたり、不安になったりするかもしれませんね。
ご安心ください。
このワクチンは、副作用がないワクチンです。
そして個人によってプログラム内容が少しずつ変わります。
このリコード法というワクチンを打つことで、今まで人類が克服してきたポリオのような感染症のように、認知症も克服できる病として過去のものとすることができる、という想いから、ワクチンとたとえられています。
しかも、このリコード法はアルツハイマー病はもちろん、パーキンソン病、黄斑変性症、心血管疾患、高血圧症、2型糖尿病、がんなどの慢性疾患といった、私たちを苦しめている多くの病気にも有効な方法であるということです。
病気とは今まで生きてきた習慣とともに発症することが多いものです。
となると、生活習慣をより良く改善していくことが根本治療になる、といえます。
そしてこれを実行すると、40代でも80代でも20代であっても認知機能を高め、集中力を改善し、記憶力も会話力も仕事の効率も改善できます。
そういうわけで、まずはリコード法についてしっかり学び、できるだけ早くから実践することがとても大事というわけです。
こんな素晴らしい予防法・治療法がわかってきているのに、やってみないのはもったいないですよね。
開発されるかどうかもわからない根本治療薬を、ただ待ち続けるのは得策ではありません。
具体的にどうしたらいいのかは、Jリコードプログラムにたっぷりと解説しています。
すべてを自分のものにして、周りの方にも教えられるようになってくださいね。
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3、 Jリコードプログラムのススメ方
Jリコードプログラムを申し込んでいただくと、まずは検査キット、毎日のサプリメント、説明書が送られてきます。
これをどうやって使いこなせばいいのか、この説明をします。
まずはスマホやパソコンで専用アプリ「Jリコードアプリ」に登録してください。
このアプリを使ってプログラムを実践していきます。
・Jリコードアプリ(初回登録用)
https://lstep.app/QnEJ4c0
・Jリコードアプリ(ログイン用)
https://lstep.app/LJlzBzt
※普段使う場合はこちら
活用していただきたい知識のつまった学習動画は上記のアプリから見ることもできますし、以下のページにもまとめています。
・日本人のためのリコード方始め方教室
https://jrecode.net/school/
テーマが細かく分かれていますので、好きな内容、気になる内容から見ていただいて結構です。
ですが、1回目は少しずつでもすべてに目を通すようにしてください。
知っている内容だとしても、大事なことは確認してほしいのです。
ですのでできるだけ飛ばさずに見るようにしてください。
Jリコードアプリの使い方に関しては、アプリにログイン後、こちらをお読みになってください。
・初めての人へ
https://jrecode-app.online/introduction
まずはアプリの使い方になれることからはじめてみてくださいね。
それからやっていただきたいことが、検査キットの提出です。
血液・唾液・毛髪の3つの検査があります。
検査結果が出るまでに1ヶ月程度お時間をいただきますので、できるだけ早くご提出いただくことをお勧めします。
またご返送いただいた内容に不備があると、再提出いただくことになってしまい、余計な時間と手間がかかります。
検査キットに同封された説明書をよく読み、注意点を守りながら検体採取を行なってくださいね。
サプリメントに関しては届いたら飲み始めていただいてかまいません。
ベース・オメガ3・プロバイオティクス・デイリーバランスパウダーの4種が入っているはずです。
最後のカスタムは検査結果が出てからの送付となります。
それぞれ役割が違うものですので、目安量を守って、忘れずにお飲みください。
また、サプリメントはお薬のように飲んですぐに効果が現れるわけではありません。
よく1週間や2週間飲んで「良くならなかったからやめた」というような方がいますが、誤った考え方です。
もちろん実感が早い人もいますが、基本的に変化を実感しはじめるのは2ヶ月後、3ヶ月後だと割り切りましょう。
そしてサプリメントはあくまで補助的な役割ですで、普段の食事や生活習慣にもしっかり気をつけましょう。
サプリメントを飲んだからといって、ジャンクフードをバカスカ食べたり、不規則で堕落した毎日を送っていては、害の方が上回ってしまいます。
それからごくまれにですが、サプリメントを飲んで軽い頭痛や気分の悪さなどを感じる方もおられます。
その場合は無理せずいったん飲むのをやめ、コーチに相談してくださいね。
日々の実践に当たっては、あわせて提供しているレシピサイトの方もご活用ください。
こちらはリコード法の基準をクリアしているレシピや献立を多数公開しています。
食事はリコード法の中でも重要な要素なので、ぜひ参考にしてください。
・脳が目覚めるリコードレシピ
https://jrecipe.jpn.org/
4、 参加者のみなさんからいただいた質問にお答えするQ&Aコーナー
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●生活習慣
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Q1.夜型で夕食が深夜になってしまいますが大丈夫でしょうか?
A.仕事など、やむを得ない状況で昼夜逆転生活をされている方もいらっしゃると思います。
昼夜逆転生活はもちろんおすすめしません。
仕方ない場合は、そのサイクルで実践するしかありません。
活動前に食事をとって、活動後は軽食にします。
そして睡眠をとる前3時間は食べません。
最後の食事から、次の日の最初の食事までを12時間空けます。
これを当てはめてみてください。
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Q2.朝起きるのが辛いのですがどうしたらいいですか?
A.朝起きるのが辛いというのは、何が辛いか、にもよります。
単純に眠たくて辛い、という場合は、ちゃんと前日早く寝ましょう。
しっかり寝る時間はあっても寝た気がしない場合は、睡眠時に別の問題がある可能性があります。
起きて行動するのが嫌だ、という場合もあります。
例えばその日に起こる出来事に対して嫌な思いがあったり、今の状況が悪い状況で、それが変わらないことに対して嫌だ、ということもあるでしょう。
誰もが毎日気分が良いわけではありませんので、嫌な気持ちが出る日もあるとは思います。
できるだけ気分をよくするためにできることがあります。
目覚めたら楽しい思い出や、これからやってみたいワクワクするようなことを思い浮かべて、できるだけストレスに支配されないようにすることです。
やってみてください。
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Q3.ほとんど水を飲まないのですが大丈夫ですか?
A. 水を飲む、ということは実は重要です。
水を飲むことで糖尿病のリスクを減らすことができます。
重金属などの毒素の排出を助けます。
脂肪の燃焼にも役立ちます。
水は浄水などの綺麗な水を常温で飲むと良いでしょう。
1日あたり約2Lを目標にこまめに飲んでください。
ハーブティーもいいです。
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●食事の内容
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Q4.食材表の中でヨーグルトはだめで、プレーンヨーグルトなら適度に食べても良いとなっていましたが、違いはなんですか?
A.乳製品は基本的にはN G食材です。
ヨーグルトはおすすめではありません。
豆乳ヨーグルトに変えていただくのが良いでしょう。
その上で、豆乳ヨーグルトが苦手でどうしてもヨーグルトが食べたい、自分で菌を使ってヨーグルトを作っている、という方もいらっしゃると思います。
その場合は砂糖の入っていない生乳だけのものだったら少量適度に食べても良いとします。
これがいわゆるプレーンヨーグルトです。
それ以外の最初からフルーツの入っているもの(自分で入れるのならO K)や、機能性表示のものなど、砂糖や添加物が入っているものは避けた方がいいでしょう。
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Q5.チョコレートは認知症に良いと聞きましたが食べても良いですか?
A.スーパーなどでチョコレートを見つけたら、パッケージの後ろの原材料名を見てください。
ほとんどが最初に砂糖と書いてあります。
そしてその次にカカオマスや植物油脂と続きます。
これは、ほとんどが砂糖と油でできていることを意味しています。
ですので、チョコレートは血糖値を簡単にあげてしまうのでおすすめではありません。
ただし、カカオポリフェノールが抗酸化作用をもち、B D N F(脳由来神経栄養因子)を増やす、という結果も少なからずあります。
そういったことを考えると、チョコレートはカカオ含有率の高い、高カカオチョコレートなら少量食べても良い、と考えます。
ちなみにブレデセン博士は、チョコレートに関してはオーガニックでカカオ含有率が70%を超えるものを夕食の後、正方形のもので2枚ほどがよい、と回答しておられます。
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Q6.肉は食べても良いですか?
A.肉は食べても良いです。
肉は不足しがちなタンパク質をしっかりとることができます。
しかもアミノ酸スコアが高く、良質なタンパク質です。
できれば牧草のみを食べて育ったグラスフェッドの牛肉、ストレスなく良いエサで育てられた豚や鳥、平飼いの鳥からとれたオーガニックの卵がいいでしょう。
お近くのスーパーにない場合は、通販などで取り寄せる方法もあります。
脂身は避けてください。
脂身はタンパク質ではなく、もちろん脂肪です。
肉はホモシステイン値を上げるというデメリットもあります。
そのデメリットはビタミンやミネラルなどの栄養素でしっかりサポートしてください。
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●サプリメント
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Q7.アルツブロックはどうしたらいいですか?
A.アルツブロックは以前私が監修させていただサプリメントですね。
こちらもリコード法でおすすめされている成分ばかりを配合していますので、飲み続けていただいて問題はありません。
ただ、厳密にリコード法を実践するなら、やはり専用のサプリメントに切り替えるのがおすすめです。
Jリコードのサプリメントシリーズは、リコード法の実践に特化しています。
内容はリコード法で推奨されている成分が大部分とれるようになっております。
成分量などもかなり強化されておりますので、より実感は得られやすいかと思います。
Jリコードのサプリメントシリーズを飲まれる場合は、アルツブロックは不要ですので解約していただいて大丈夫です。
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●症状
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Q8.いびきをしやすいと認知症になりやすい?
A.いびきをする原因に問題があります。
いびきというのは喉が狭くなって空気が通るときに音が出るものです。
喉が狭くなる原因は肥満や飲酒、睡眠薬といった原因が代表的です。
これらが原因の場合はもちろん認知機能に影響してきますし、喉が狭くなることで十分に脳に酸素が供給されていない可能性もあります。
さらに良くない場合は睡眠時無呼吸を引き起こしている可能性もあります。
たまにかくいびきや、日中だるさを感じない場合は大きな問題ではないことも多いですが、常にいびきをかくというのは注意が必要です。
常にいびきをかくのは認知症になりやすい状況といえます。
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●その他・認知症・プログラムについて
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Q9.主治医にアルツハイマー病は治らないと言われましたがどうすればいいですか?
A.まだまだリコード法は認知されておらず、アルツハイマー病を治す薬もありません。
現在の医療の現場では、アルツハイマー病は不治の病という考えにとらわれたままです。
積極的に生活を改善させようとする医師はほとんどいません。
ですが、アルツハイマー病が予防・改善が可能だという証拠は今もたくさん出ています。
そのためには予防・改善にはできるだけ早い段階で取り組まなければなりません。
日々の生活はプログラムを信じて実践しましょう。
主治医の先生にはしっかり経過を見ていただいて、その変化ぶりを驚いてもらうことを目標にしましょう。
Q10.このプログラムはレビー小体型認知症、血管性認知症などアルツハイマー病以外の認知症にも効果がありますか?
A.リコード法はアルツハイマー病がなぜ起きるのか、というメカニズムに対応した方法です。
ですので、それ以外の認知症にどれほど有効か、というのはデータがなくはっきりと答えることはできません。
ですが、アルツハイマー病に関係しているインスリン抵抗性やリーキーガットなどは、糖尿病や心疾患にも影響しています。
これは血管性認知症の発症に関わります。
他にもレビー小体型認知症とアルツハイマー病は毒素による影響を受けて発症する可能性があるという共通点もあります。
レビー小体型認知症とアルツハイマー病は併発することもあります。
以上のことからアルツハイマー病以外の認知症の方も実践すべきであると考えます。
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5、 食材についてのコラム
世の中には一生では食べきれないほどの食材がありますが。
ここではおすすめの食材や注意が必要な食材などを紹介していきます。
今回は「緑茶」です。
緑茶は毎日かかさず飲んでいる、という方も多いかと思います。
良い悪いということでいうと緑茶は「良い」飲み物です。
緑茶とは、茶葉を発酵させずに蒸したものです。
玉露、煎茶、番茶、ほうじ茶などがありますが、水代わりにいつでも飲めるのは煎茶です。
玉露は渋みがなく旨みがあり、ビタミンやミネラルも多く含まれ高級です。
ですが問題点としてカフェインも多いので午後はおすすめではありません。
煎茶は渋みがありますが、その渋みがタンニンです。
タンニンとはポリフェノールの一種で茶カテキンともいいます。
このタンニンがコレステロールや脂肪の吸収を抑え、抗酸化作用で体を錆びさせる活性酸素を減らしてくれます。
他にも緑茶にはリラックス作用やGABAが含まれているので、疲労回復やストレス軽減、脳細胞の活性化にも役立ちます。
特別にGABAを多く配合した製品もあります。
ですが、普通の煎茶で十分ですので好きな方はそのまま飲み続けてよいです。
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6、 おすすめの調味料
ここでは私が個人的におすすめの調味料を紹介しますね。
今回は醤油です。
私は家で食事をすることが多いため、手作りの料理を食べる機会が多いです。
認知症予防のためには、できれば手作りの料理が良いと考えています。
手作りするとなると、使う調味料をより良いものを選ぶことが大切になってきます。
料理のベースですから、使う頻度も高いので、調味料からぜひこだわってください。
高いものを使う必要はないので、スーパーで手に入るものの中から良いものを見極めてください。
私が個人的に使っている醤油は、「キッコーマン 特選有機しょうゆ」です。
これはどこのスーパーでも手に入ると思います。
原材料は有機大豆、有機小麦、食塩のみで、遺伝子組み替えでもないものが使われています。
原材料の有機小麦は小麦ですが、醤油はその製造過程で十分に醸造されています。
ですので小麦の害はなくなっています。
タンパク質がアミノ酸まで分解されていますので問題ありません。
減塩ではないので使いすぎには注意ですが、まず基本の調味料を見直してみてはいかがでしょうか。
キッコーマン特選有機しょうゆ【公式HP】
→ https://www.kikkoman.co.jp/products/product/K052505/index.html
今回は以上となります。面白かったらぜひ、感想をLINEのメッセージでお送りくださいね。
お読みいただきありがとうございました。