白米を食べるな。玄米を食べましょう

認知症予防研究協会の山根です。

 

今日も若々しい脳を保つ秘訣を学んでいきましょう。

脳の老化を食い止めたいと思ったら、
とても手軽に実践できる方法があります。

それは、毎日食べているご飯を、
白米から玄米に変えることです。

脳の老化を食い止めるフェルラ酸

以前、脳の酸化を食い止める方法として、
ポリフェノールをとるのが良いという話をしました。

老化は細胞が酸化することによって引き起こされます。

ポリフェノールは酸化を防ぐ効果があるため、
ポリフェノールが多く含まれる食べ物を摂取することで、
老化のスピードを遅らせることができるのです。

ポリフェノールは自体は
ほとんどの野菜やフルーツに含まれ、
現在8,000種類以上が確認されています。

その中でも近年注目されているのが、
玄米や米ぬかに含まれるフェルラ酸です。

数あるポリフェノール中でも、
フェルラ酸は体内への吸収率や利用率が極めて高いのです。

 

また、フェルラ酸が活性酸素を除去する作用は、
体内にもともと存在する抗酸化酵素SODと
ほぼ同等であることも分かっています。

臨床試験では、アルツハイマー病を始めとする
認知症に対しても改善・抑止効果が認められ、
アリセプトなどの治療薬と合わせて
摂取するよう指導する医師もおられます。

フェルラ酸の効果については、
非常に多くの学会報告がなされています。

 

・韓国の斡林大学生薬研究所は、
フェルラ酸を与えたマウスは、与えたフェルラ酸の量が多いほど、
また与えた期間が長いほど、 アミロイドβによる記憶や学習力の低下を
抑制できるという研究成果をイギリスの薬学雑誌に掲載しました。

・2005年、 2006年と、 アミロイドβが脳内で
酸化ストレスを誘発し炎症を引き起こすのに対し、
フェルラ酸が保護作用を示すことが、
世界中から立て続けに報告されました。

・2008年、血管性認知症のラットにおいて、
フェルラ酸は酸化ストレスに対する
脳神経保護作用を示すことが報告されました。

・2008年の広島大学における研究において、
フェルラ酸を含むサプリメントを
摂取し続けた軽度の認知症患者に、
記憶や判断力の改善が見られました。

・アルツハイマー病患者143名に
フェルラ酸を含むサプリメントを9ヶ月間投与したところ、
75%に認知機能低下の抑制が見られました。

・ソウル大学のマウスの水迷路試験において、
フェルラ酸を投与したマウスの記憶・学習力に
大幅な向上認められました。

・株式会社ファンケルが2016年に行った実験によると、
神経細胞にフェルラ酸を投与したところ、
アルツハイマー病の原因物質であるタウが
40%減少したことが確認されました。

 

フェルラ酸はアルツハイマー病以外の認知症、
レビー小体型認知症や前頭側頭型認知症にも
効果があるとされています。

またフェルラ酸には認知症の予防以外にも
様々な効能が期待されます。

・高血圧改善効果
フェルラ酸は副交感神経を刺激する
アセチルコリンの分泌を促し、血管を拡張させ、
血圧を下げる効果があります。

・糖尿病の予防効果
フェルラ酸は血糖値やコレステロール値を下げ、
糖尿病を予防する効果があります。

・美白、アンチエイジング効果
フェルラ酸はシミの元となるメラニンの生成を抑えるため、
化粧品などにも使われています。

 

フェルラ酸は目立った副作用はなく、
メリットが非常に大きい成分です。

食事からとりたい場合は、
毎日の主食を玄米に切り替えてみてください。

玄米は白米に比べて血糖値の上がり方がゆっくりなので、
そういう意味でも認知症予防に効果的です。

○フェルラ酸の摂取について

フェルラ酸は1日50mg程度、
米ぬか大さじ1杯程度の摂取が適正とされます。

なお、米ぬかには鉄分などの
大切なミネラルを排出してしまう成分もあるため、
過剰摂取はあまりよくありません。

多めに取りたい場合は、フェルラ酸を抽出した
サプリメントを利用するのもお勧めです。

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