2020年10月9日(金)に、社会福祉法人壷阪寺聚徳会、養護盲老人ホーム五色園様からのご依頼で認知症予防講演を実施しました。
この講演はZOOMによるオンライン講演会として開催されました。
認知症協会代表理事である山根一彦が、「世界最前線の研究からわかった 認知症にならない最強の食事」という題目で90分にわたり講演をさせていただきました。
淡路ブロック老人福祉事業協会の21施設、約60名の方々にオンラインにて参加いただき、皆様から好評をいただきました。
今回の講演では、前半で認知症についての基礎知識から認知症を起こす疾患の中で一番多いアルツハイマー病の真実についてお話しし、後半で「これが認知症にならない最強の食事!」と題して毎日の生活で気をつけるべき食習慣についてお話ししました。
当協会の目標は、まず正しい知識を持ってもらいそれを実践していただき、自分の体と向き合いながら家族全員の生活に応用していただくこと、そしてそれを社会全体に広げていくことです。
認知症はその一歩手前である軽度認知障害(MCI)の段階でしっかりと生活習慣の改善に取り組めば、最大4割が回復するといわれています。
であるならば、認知症予防になる生活習慣を家族全員であたりまえのように実践することで、将来的な認知症のリスクはぐっと下がるはずです。
もちろん何か1つだけすれば認知症を防げるというわけではありません。
できるだけ幅広く認知症予防になる行動を取り入れていく必要がありますので、そのための知識と実践のサポートに対する取り組みを強化していきます。
オンライン講演という形で機会を与えてくださった淡路ブロック老人福祉事業協会の関係者の皆様に感謝申し上げます。
認知症協会では認知症予防に関する講演を、講師派遣による現地講演、オンライン講演ともに行っております。
認知症予防研究の専門家や講演歴豊富な認知症予防活動支援士などが、「物忘れと認知症との違いは?」「認知症予防のメカニズム」「認知症になっても、人生の質をさらに上げるには?」や、ご依頼にテーマに沿った内容を最新の研究事例を踏まえながら、わかりやすくお伝えします。