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【講習報告】認知症予防活動支援士・2級講習会

先日2018年3月17日(土)に都内にて「認知症予防活動支援士・2級講習会」を開催しました。

今回の講習会は、「水中運動療法」を中心に利用者の自立支援を目的としたデイサービスを展開されている、アクアメイト様(稲城・所沢)からの要請を受けて開催したものになります。

アクアメイト様の施設内には全国でも珍しく温水プールがあり、身体への負担が少ない高齢者に適した運動療法が行われているのが特徴です。

運動療法で使われているプログラムは、アクアメイト様にて独自に開発されたもので、利用者からは高い評価を集めています。

講習会では、高齢者を対象に水中運動を指導される職員(インストラクター)の方が認知症と予防への理解を深めて、さらなるサービスの質の向上につなげることを目的にしていました

講習会の開催にあたり、事前にアクアメイト様から詳しくお話を伺っており、施設の実情に合わせて、講習の内容をカスタマイズしたうえで実施しています。

今回の講習会は2部構成となっており、1部では東京都健康長寿医療センターの鈴木宏幸先生を講師にお招きし、認知症とその予防について、認知症予防活動支援士の2級公式テキストを使いながら、学びを深めました。

2部では、トランプ米大統領の認知機能検査でも使用された「MoCA-J」について、実施する者に必要な心構えと実践的ノウハウを学ぶ研修が行われました。

当日ご参加いただいた方からは次のようなお声をいただいております。

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たくさんの学びがありました。
高齢者に新しいことを伝えるのは、時間も労力もかかるが、それを行うことが認知症予防につながることがわかり、よかった。

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少ない人数で講義を聴くことができ、わかりやすかった。
鈴木先生の説明は、とても理解できたように思いました。

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情報社会に生きる今、情報の正しい判断が必要です。
情報を判断するうえで、「エビデンスがあるか」これがとても重要とわかりました。
間違っている情報を発信しないことは、インストラクターとしてとても重要だと思いました。

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大変ていねいでわかりやすい講習でした。
実際に取り組みながら、学びを深めていけたらと思います。

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日々研究が進む中、認知症予防の最新の話が聞けてよかったです。

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ていねいでわかりやすい講義だった。
もっと学びたいという意欲が出たと同時に、利用者のためにチームとして
今後何ができるか、何からはじめようか、皆で考えていきたいと思った。

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長いようであっという間の講習会でした。
話も聞きやすく、例を出しての説明など、理解しやすかったです。
認知症予防についてさまざま点から勉強ができました。

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ご参加いただきました皆さまに改めて感謝申し上げます。

認知症協会は、地域の認知症発症を予防し、誰もが笑顔で元気に暮らせる社会を実現したいと考えています。

そのためには認知症予防に携わる人材育成が不可欠と考えており、認知症予防のプロフェッショナルである「認知症予防活動支援士」という認定制度を設立しました。

また、「認知症予防を担う人材を育成したい」などといった法人様のご要望に応えられるように、法人向けの講習・研修も実施しております。

法人向け講習・研修では、ご要望をヒアリングさせていただいたうえで、最適な講師と研修プログラムをご提案します。

  • この記事を書いた人

山根一彦 医学博士

一般社団法人認知症協会理事。徳島大学大学院医科学教育学部卒。医学博士。 生体防御・感染症代謝を専門とし、ミトコンドリアの活性化、インフルエンザの重症化等を研究。第一三共ヘルスケア株式会社、SBIアラプロモ株式会社など、複数の大手製薬企業で商品の開発・改良に参加。知財として価値の高い複数の特許を取得。 2017年、認知症協会理事に就任。以後、認知症予防に関する講演・執筆活動を行う。2018年より一般の読者向けに無料メール(LINE)マガジンを開始し、現在の購読者は80,000人超え。著書「認知症にならない最強の食事」。

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